いや~ついに買っちゃいましたよ。
今まで食わず嫌いをしていましたが、
iPad Pro 2018とApple Pencil2を購入しちゃいました!
Apple信者の皆様、これからよろしくお願い致します。(宣戦布告)
私ぼーる丸はイラストなどを描いておりますので、
今回はイラストレーター視点でのレビューとして見てくださいね!
一言でまとめると、
良い意味で期待を裏切ってくれました。
ちなみにiPad Proは色々とモデルやストレージなどが選べますが、
ぼーる丸が選んだカスタマイズは下記の通り!
- モデル
12.9インチのディスプレイ - 仕上げ
シルバー - ストレージ
256GB - 携帯電話ネットワーク接続
WiFi - AppleCare
なし - 追加購入
Apple Pencil (第2世代) - 合計価格(税込)
154,764円
目次
イラストレーターなら12.9型のiPad Proがおすすめ
iPad Pro 2018は、
11インチと12.9インチのラインナップとなっておりますが、
イラストを描くなら、画面サイズの大きい12.9型を選ぶのをおすすめします!
何故なら、大きいサイズの方がキャンバスも広く使えるからです!
狭いと操作パネルだけで画面が埋まっちゃうからね!

ぼーる丸
ということで、私も12.9型にしました!
私はCintiq27QHDという液タブを使っていたのですが、
それでいて12.9インチiPad Proは解像度もCintiq27QHDより上!
- Cintiq27QHD
2560×1440ドット - iPad Pro 11インチ
2,224×1,668ドット - iPad Pro 12.9インチ
2,732×2,048ドット
このサイズでこの解像度はスゴイの一言です。
1ドットが細かすぎてもはや境目が見えません。
ご存知無い方のために軽く解説しますが
ドット数が大きいほど解像度が高く(画面が細かく)、
インチ数が大きいほど物理的なサイズが大きくなります。
最新の13インチのCintiqでも1,920×1,080ですから、
Wacom製品と比べてもワンランク上だということがわかります。
ただ、
12.9インチは多少大きいので持ち運びにはあまり向いていないかな?
という印象ですね。
ずっと部屋に置いておく方なら12.9インチで良さそうですが、
持ち運びを考える場合は11インチの方が扱いやすいかもしれませんね。
一度店頭に足を運んでサイズを確認してみることをオススメします!
iPad Pro 2018自体の感想
まだiPad Pro 2018をガッツリ使ったわけではないですが、
これ良いな!って思った機能を箇条書きしてみます。
- ProMotionテクノロジーによりリフレッシュレートが120Hzなので動きが滑らか!
- P3により画面が広色域で発色が良い!
- FaceIDにより顔認証でロック解除できる!
120Hzのディスプレイは初めて体験したのですが、
このぬるぬるさは爽快ですね。
(※fpsと同じく1秒間に120回描写されます)
iPad Pro 2018の性能なら十分ゲームプレイや動画再生にも使えますし、
そういった些細なところで恩恵がありそうです。
Apple Pencil 2は予想以上にすごかった!
Apple Pencil 2はいいぞ。
いやね、ここまですごいとは思いませんでしたよ。
お世辞抜きにCintiq27QHDと比べても、
めっちゃ描きやすいじゃないですか!
驚いたのは、遅延と視差の少なさ。
(あとペンの軽さ)
iPadとかってお絵かきすると、
もにょもにょした描き心地でコレジャナイって感じになるというイメージでしたが
鉛筆みたいにシャカシャカ描ける!!!
あまりにすごかったので、
自分の感覚が正しいのか確認するために
遅延と視差の検証までしてみました。
今まで私が使っていたCintiq 27QHD TouchとApple Pencil 2の比較です。
「いやそこは13インチCintiqと比較しないと意味ないだろ!」
ってツッコミが入りそうですが、まあこれしか液タブ所持してないんでね…申し訳ない!
遅延比較(Cintiq 27QHD VS Apple Pencil 2)

ぼーる丸
Cintiqはペンが遅れてついてきてるのがわかるね!
視差比較(Cintiq 27QHD VS Apple Pencil 2)

ぼーる丸
iPadは線とピッタリくっついてるけど、
Cintiqはポインタが離れてる!
iPad Pro 2018の勝利
検証したところ、iPad Pro 2018の圧勝という結果になりました!
いや、画面サイズが大きすぎるから当たり前なんですけどね…
(※Cintiqは画面サイズが大きくなるほど視差も大きくなります)
という感じなので、参考程度にどうぞ~
少なくとも私と同じ世代のCintiqを使用している方は購入を検討してみる価値あり!
あとiPad Proにひっついて充電されるところも良いですね。かわいい。

ぼーる丸
これならペンを無くさずに済みそう!
iPad Proに紙フィルムを貼ると神デバイスになる
専門学校JKの著者、ぬこー様(ほっけ様)先生から教えていただいたのですが、
フィルムを貼ると神デバイスになるとのことです!
というわけで探して購入してみたのがコチラ!
確かに紙のような描き心地になって、感触に関してはいい感じです!
しかし貼るときに一度間違って引っ剥がしてしまって気泡が入りまくりました…
iPad Proの表面はツルツルのため、
紙に絵を描くのが慣れてる方には違和感があると思うので、
イラストを描くなら紙フィルムを検討してみてください!
ただ、ペン先が少し削れやすくなるというデメリットもあるので注意!

ぼーる丸
ぶっちゃけ紙の上位互換です。まさに紙(神)の上!
iPad Proでおすすめのイラストアプリ
有名なアプリなのでご存知な方も多いかもしれませんが、一応紹介しておきます!
Procreate
買い切りで購入するならこのアプリがおすすめです!
値段は1,200円!
機能はシンプルですが、十分な機能が揃っているので使いやすいですよ!
最近のアップデートでは、
「クイックシェイプ」という自動で線を補正してくれる機能が付いたり、
「マスク&クリッピング」にも対応したみたいでより一層使いやすくなっています!
特に「クイックシェイプ」はすごいです!
パスツールで描いたような綺麗な線が引ける!
(クイックシェイプ機能を使って描いたぼーる丸)

CLIP STUDIO PAINT
PC版でおなじみCLIP STUDIOのiOSアプリ版です。
ただ、PC版とは別売りです!月額課金なので要注意!
PC版を持っていてもお金を払う必要があります!
【お申込から6ヶ月間無料*】
PRO:480円/月 2,800円/年(ひと月あたり240円)
EX:980円/月 7,800円/年(ひと月あたり650円)
でも…
やはり個人的にはProcreateに比べてクリスタの方がしっくり来ますね。
PC版と同様に色んなカスタマイズのペンも使えますし、
機能は断然こちらの方が多いです。
使い心地はPC版とさほど変わらなかったので、
私はiPadでもCLIP STUDIO PAINTを使うと思います!
こだまんがのこだまなおや先生が
iPad版CLIP STUDIO PAINTの解説記事を書かれているので、
使用する場合は是非参考にしてみてください!
(iPad版のCLIP STUDIO PAINTで描いてみたイラスト)


ぼーる丸
他にもたくさんアプリはあるので、
色々試して自分に合ったアプリを選んでみてね!
おわりに
まあ、色々ごちゃごちゃと上で書きましたが…
結論を言うと、
私はこれからしばらくiPadでイラストを描いていくことにしました。
理由はcintiqよりも単純に描きやすくて私に合っていたからです。
cintiq君ごめんね…
というわけで、
iPad Pro 2018は絵を描く人にとって最高なデバイスになること間違いありません!
お値段も、PCとPCに繋ぐ液タブをセットで買うよりも安く済むかもしれませんよ~
是非、購入を検討してみてください!

ぼーる丸
これからiPadでもりもり絵を描いていくぞ~!