パソコンで絵を描くなら、
ペンタブレット(板タブ)は必須ですよね!
近頃ペンタブレット市場に多くの国内・海外メーカーが参入してきていますが、
やはり性能重視なら『ワコム(Wacom)』のペンタブレットが一番おすすめです!
というわけで今回はワコムのペンタブを10年以上利用している、
フリーイラストレーターのぼーる丸がおすすめするペンタブをご紹介致します!
目次
板ペンタブレット(板タブ)とは?
パソコンで絵を描く場合、以下の二種類のペンタブが候補に挙がります。
板タブ | 板型の読み取り機器に専用のペンで描き込んでPC上に描写する |
液タブ | 液晶ディスプレイに専用のペンで描き込んでPC上に描写する |
この記事ではワコムの板タブを中心にご紹介します。
描きやすいのは直接画面に描き込める液タブの方になりますが、
板タブは液タブと比べ安価のため、比較的安い出費で抑えることができます。
その代わり今まで紙やキャンバスに絵を描いていた人からすると、
ペンタブで描くことに慣れるまで違和感があるかもしれません。
ただ、しばらく使っているとだんだんと慣れていきます。
板タブはプロのイラストレーターも使用しているデバイスなので、その点はご心配なく!
初心者におすすめのエントリーモデル
ワコムのペンタブはお高いイメージがあるかもしれませんが、
お手頃価格のエントリーモデルもありますよ!
ペンタブを今まで使ったことが無い方は、
比較的安価なペンタブで慣れてみるのも良いと思います。

ぼーる丸
人によっては取り回しやすいスモールサイズの方が使いやすかったりも!
Wacom Intuos Small ベーシック
重量 | 231 g |
幅 × 高さ | 20 x 16 cm |
筆圧感知 | 4096段階 |
購入特典※ | Corel® Painter® Essentials™ 6 Corel® Aftershot™ 3 |
ワコムの中では一番最小のSmallサイズのペンタブです。
取り回しやすく膝の上に乗せたりして描くこともできるため、
スペースがあまり無い方でもおすすめです!
購入特典で二種類の中から一つペイントソフトも選べます。
ただ、あくまでメインで使うようなペイントソフトではないため、
別売の『CLIP STUDIO PAINT PRO』の購入をおすすめします。
ちなみに『ワイヤレス版』もありますが、
そちらからは『CLIP STUDIO PAINT PRO』の2年ライセンスが特典から選べます。
当ブログでワイヤレス版のレビュー記事を書いているので、
興味があれば参考にしてみてください!
ワコム ペンタブレット One
重量 | 431 g |
幅 × 高さ | 27.7 x 18.9 cm |
筆圧感知 | 2048段階 |
購入特典 | CLIP STUDIO PAINT DEBUT |
機能を最小限まで削ったコストパフォーマンスが高い機種です。
『Wacom Intuos Small ベーシック』と比較するとひとまわりサイズが大きいため、
読み取り可能範囲が広い方が良い方はこちらがおすすめです。
ただし筆圧感知が2048段階と、
『Wacom Intuos Small ベーシック』の4096段階と比較するとワンランク下になります。
こちらは購入特典に『CLIP STUDIO PAINT DEBUT』が付属しますが、
DEBUTは機能制限版のため、
使い慣れてきたら『CLIP STUDIO PAINT PRO』へアップグレードをおすすめします。
中級者におすすめのミドルモデル
「割と本格的にイラストを描きていきたい」
という方には、ミドルモデルのペンタブをおすすめします。
小さすぎると描きづらかったり、大きすぎると場所を取ったりするので、
サイズ的にも中間なミドルモデルを選ぶのが無難だと思います。
長く使いたい場合、とりあえずこのあたりのペンタブを選んでおけばOKです!
ワコム ペンタブレット Wacom Intuos Mediumワイヤレス
重量 | 408 g |
幅 × 高さ | 26.4 x 20 cm |
筆圧感知 | 4096段階 |
購入特典※ | Corel® Painter® Essentials™ 6 Corel® Aftershot™ 3 CLIP STUDIO PAINT PRO |
ワイヤレス機能もついている、ミドルサイズのペンタブレットです。
購入特典も全てダウンロード可能になるのは大きいですね。
『ワコム ペンタブレット One』と比較すると、
サイズはほぼ一緒で重量は軽くなり、筆圧感知はワンランク上の4096段階です。
筆圧感知の2048段階と4096段階ではそこまで差を感じないと思うので、
ワイヤレス機能が必要なければ『ワコム ペンタブレット One』をおすすめします。
ワコム Wacom Intuos Pro Mサイズ ペンタブレット 2017年
重量 | 699 g |
幅 × 高さ | 33.8 x 21.9 cm |
筆圧感知 | 8192段階 |
購入特典 | なし |
Intuosシリーズの上位版で、性能重視のモデルがIntuos Proになります。
筆圧感知も8192段階となっており、
繊細な筆圧を求められるようなイラストを描く場合はこのIntuos Proをおすすめします。
筆圧感知の8192段階に関しては、2048段階との違いを確実に感じると思います。
(※『筆圧8192段階と2048段階を比較』参照)
ちなみに上記以外での下位モデルのIntuosとの違いは、
左手にある『ファンクションキー』の数が多いくらいですね。
ここにショートカットキーを設定して、
作業を効率化することもできます。
上級者やプロにおすすめのラージモデル
今更ですが、ペンタブは大きければ大きいほど描きやすいです!
何故なら読み取り可能範囲が大きくなり、
液晶ディスプレイとのカーソル移動の差が少なくなるためです。
読み取り可能範囲が小さいと少しペンを動かすだけでも
実際の腕の動きと比べかなり大きな幅でカーソルが動いてしまいます。
手首で絵を描くタイプの方ならスモールサイズでも良いのですが、
腕を使って絵を描きたい場合はラージモデルをおすすめします!
ワコム Wacom Intuos Pro Lサイズ
重量 | 1.3 Kg |
幅 × 高さ | 43 x 28.7 cm |
筆圧感知 | 8192段階 |
購入特典 | なし |
Wacom Intuos Proの中でも最も大きいサイズのペンタブです。
大きさ的にはA3サイズ(42 x 29.7 cm)相当ですね。
読み取り可能範囲と筆圧感知が最大限なので、
かなり快適に絵を描くことができます。
ぼーる丸が使っているペンタブもこの機種になります。
4Kディスプレイとこのペンタブを組み合わせて絵を描いていますが、
素晴らしい描き心地でとても満足しています。
おわりに
上記で紹介したペンタブの他にも、
紙に描いた絵をデータ化してPCに取り込めるペンタブや、
旧モデルのペンタブなどの様々な商品があるので、
一度Amazon等のワコムショップにて探してみてください!
ちなみに『公式のワコムストア』もありますが、
Amazonと比べると割高なのであまりおすすめできません。
(たまにキャンペーン商品もあるので、そういった物を狙うのはアリです)
さらにAmazonでは商品名の先頭に【Amazon.co.jp限定】と付いているペンタブの場合、
『アマゾン限定のオリジナル特典(CLIP STUDIO用カスタムブラシデータ)』
が付いてきます!
というわけでペンタブを購入する際はAmazonが一番おすすめです!
是非ご検討ください!

ぼーる丸
ワコムのペンタブを手に入れて、デジタルイラストを描きまくろう!