「イラスト教本を買ってみたものの、使い方がわからない…」
「イラスト教本を読んでみてはいるものの、画力が向上しない!」
イラスト教本を買ったのに上手く活用できていないとお悩みの方のために、
ぼーる丸流のイラスト教本活用術をご紹介します!
目次
イラスト教本に書かれている内容をしっかり理解する
イラスト教本を早く読み切ることが目的になってしまい、
「流し読みしてしまって内容が頭に入ってこない」となっているのなら本末転倒です。
長い時間を使ってでも理解できるまでじっくり読むべきです。
それでもどうしても内容が理解できない場合は、
その内容をスキップして画力が上がった頃にまた読み返してみましょう。
理解できないということは、身の丈に合っていない内容ということです。
以前理解できなかった内容も、時が経てばわかるようになっているかもしれません。
イラスト教本を読む目的は、
「イラスト教本に載っているテクニックや考え方を学ぶこと」だと忘れないように!

ぼーる丸
目的と手段を間違えないように気をつけよう!
イラスト教本に掲載されている絵を模写する
実はイラスト教本はパラパラ読んでいるだけでは上手くなりません!
イラスト教本に掲載されているテクニックを吸収するために、
自分でもイラスト教本に載っている絵を模写してみてください。
具体的に書くと、
解説をしっかり理解した上で学んだことを試すつもりで模写してください。
そして模写する絵を選ぶときのポイントは、
自分が描いたことの無い構図の絵を選んで模写してください。
何故なら、自分が描けるような絵を描いたところでそれ以上得るものが無いからです。
これは私の失敗談ですが、
何故かなかなか画力が上がらない時期があって原因を探ってみたところ、
イラスト教本で学ぶときに棒立ちの構図ばかり模写していたことが原因でした。

ぼーる丸
画力を上げたいなら、自分が描いたことの無いような絵を優先的に模写しよう!
資料集として活用する
イラスト教本の中にも色々とジャンルがあり、
その中でも『資料集』と位置付けられる本もあります。
例えば戦闘服や民族衣装など、
描く時にある程度の知識を必要とする題材だと少し困りますよね。
しかし一つのジャンルに特化した資料集であれば、
衣装の解説なども一緒に載っているので誤った描き方をするリスクを減らせます。
ただこういった資料集系の本を購入するときは、
「いつか使う」ではなく「今使う」ときに購入してください。
私の経験上、いつか使うと思って購入したものは大抵使うことはありませんでした。
専門的な題材を描くタイミングで資料集を購入して参考にしてみてください。

ぼーる丸
題材によっては構造を理解していないと変な描き方になる可能性もあるぞ!
モチベーションを高めるために読む
イラスト教本とはちょっとズレますが、
憧れのイラストレーターや好きな作品の画集を買ってモチベを高めるのもアリです。
満足感もある上に、見かたを変えれば資料集としても使えます。
意外なことに、
プロイラストレーターでも画集を買って参考にされている方が割と居ます。
画集を買うのに躊躇する人も居るかもしれませんが別に変なことではないので、
時には気分転換に画集を買ってみるのも良いと思います。

ぼーる丸
画集を買えば、憧れのイラストレーターさんに少し近づけるかも!?
自分に合ったイラスト教本を選ぶ
適当に「これ良さそ~」というような考えで衝動買いをしてはいませんか?
実は、 イラスト教本は選ぶところからが勝負!
そもそも自分に合っていないイラスト教本を買っても意味がありません。
極端な例を挙げると「人間を描きたいのに動物の描き方の本を買う」など、
目的と外れた本を頑張って読んだところで身になりません。
できるだけ自分の目指している絵柄、ジャンル、テーマのイラスト教本を選びましょう。
イラスト教本の選び方がわからない場合は、以下の記事を参考にしてみてください。

ぼーる丸
自分に合っていないイラスト教本を買うと、もれなく積み本と化するぞ!(経験談)
おわりに
普段から本を読んでいない人だと本の読み方もわからないかもしれませんが、
上記のポイントを押さえれば以前よりも吸収力が増すはずです!
自分が上手く扱えなかったからと「イラスト教本なんて必要ない」と語る方も居ますが、
イラスト教本を扱えないならネット上で得られる情報も扱えないようなものです。
どんなものでも有効活用するのがクリエイターの在り方であり、
使えるものすら使えないと言ってしまうイラスト教本不要論を真に受けないでください。
ただ、この記事で紹介した方法を試してもイマイチ効果が出ない方は、
そもそも体質的に合っていないと思うので『Youtube』や『お絵かき講座パルミー』などの
動画で学べる講座を試してみることをおすすめします。

ぼーる丸
イラスト教本は使い方さえ間違えなければ強い味方になってくれるぞ!