イラストの構図で悩まれている方は結構多いかと思います!
ぼーる丸も最近絵を描くときに構図で悩んだので、
構図関係の本を読んで勉強してみました!
というわけで今回は構図を決めるときに気をつけるべきポイントをシェアしつつ、
構図を学ぶのにおすすめな書籍をご紹介します!
目次
構図を決める時に使える手法は様々
実は構図を決める手法は色々あって、特に図形を使った構図の決め方が多いです!
イラスト構図 完全マスターという本で紹介されていた手法だけでもこれだけあります。
- 二分割法
- 三分割法
- 黄金分割
- 日の丸構図
- フレーム(枠)構図
- 三角構図
- 円/半円構図
引用:『イラスト構図 完全マスター』)
数が多いのでここでは割愛しますが、
まずは法則に沿って図形や線を引いて、
その図形に沿って人物・背景・エフェクトなどを配置して構図を決めていきます。
上記の手法を組み合わせて構図を決めることもできるようです!
視線誘導に気をつけよう
構図を決める際に意識すると良いのが視線誘導です。
絵を見るときにどこからどの方向に視線が流れるのか、
もしくは目線がどの部分に集中するのかを想定しながら構図を決めると、
より魅力的なイラストを描くことができます。
この視線誘導ができていないと、
目立たせたいキャラクターよりも別の物が目立ってしまったり、
何処を見ればいいかわからないようなイラストになる可能性が高くなります。
視線誘導も様々な手法があるようですが、
絵のテーマにもよるのでメイキングや実際のイラストから読み取るのが楽だと思います。
色の付け方を変えて目立たせたい部分を強調させよう
色の付け方でも目立たせたい部分を強調することができます。
例えば暗い色よりも明るい色の方が目立ったり、
同系色が並んでいると一つの塊として捉えがちになってしまったりと
色によって絵の見え方が変わります。
つまり色相・明度・彩度も構図を考える際に
意識して調整する必要があるというわけです。
ただし必ずしも明度や彩度が高いからといって目立つというわけでもないので、
周りの色と見比べて色を決めるのがおすすめです。
構図を学ぶのにおすすめな本
上記で紹介した通り、
イラストを魅力的に魅せるために構図は非常に重要な技術となります。
まあ棒立ちのイラストばかり描いても、描いてる方も見てる方も面白くないですからね…
というわけで、構図を学ぶのにおすすめな本をご紹介致します!
イラスト構図 完全マスター
メイキングと解説のバランスが良いのがこの『イラスト構図 完全マスター』です。
神絵師で有名なlack先生が紹介されていたので、私も買ってみました!
技術面の解説も幅広いですし、構図を考える際の心構えについても書いてあります。
「あまりこだわりすぎず表現したい場面を描くためにあえてタブーな構図も取り入れる」
みたいなことも書いてあり、確かにあまり固執しすぎると固い絵になることもあるので
こういった気をつけるべきポイントも多く解説されていてとても良い本だと思いました。
あと「絵を描く前に世界観を決めると構図を決めやすくなる」
というテクニックも書かれていて、個人的に目から鱗でした。
構図で決める魅力的なシーンの描き方
これは結構昔に買った書籍ですが、なかなか参考になったので紹介します。
『イラスト構図 完全マスター』にも無い構図も載っています。
どちらかというと、構図の種類を特化した本ですね。
基本的には先程紹介した本だけでも十分な気もしますが、
もう少し構図の幅を広げたい場合は買っても良いと思います。
ほとんどモノクロではありますが、メイキングの種類も豊富なので結構参考になります!
おわりに
他にも構図関係の本はたくさんあるので、Amazonなどでチェックしてみてください。
(ただ大体同じ内容なので、1~2冊持っておけば十分だとは思います)
まだ買っていないんですけど、個人的にちょっと気になったのが
『つまらない絵と言われないための イラスト構図の考え方』という本ですね。
今回紹介した本は合同誌に提出するイラストを描くときに役立ったので、
私も構図で悩んだらまた漁ってみたいと思います!

ぼーる丸
カッコいい構図が描けるようになると、
絵を描くのがさらに楽しくなるぞ!